投資と投機の違い

株式投資とギャンブルの違いを説明する際に、「株式投資は“投機”ではなくて“投資”である」という言い方がされる場合がある。
ところが、投資と投機の定義が論者によってバラバラであるために、議論が噛み合わないこともよく見かける。
SPK(自動車部品卸売)

今回の「地味だけど優良企業」は、SPK株式会社である。
1917年設立だから、もう100年以上の歴史をもつ老舗企業である。
同社は、自動車の補修部品や産業車両部品を扱う専門商社で、販売後の自動車の整備・修理に関連す ...
役に立つ投信の月次レポート

ほとんどの投資信託では、月間の運用成果を要約したレポートを毎月公表している。
たいてい、当該投資信託の運用会社のホームページに行けば、無料でダウンロードすることが可能だ。
こうしたレポートをツールとして役立てることを考 ...
【企業比較】モバイル通信サービス

菅内閣の誕生で、携帯電話料金の値下げが現実性を帯びる中、携帯電話大手3社の比較をやろうと作業を始めたら、NTTがTOBでNTTドコモを完全子会社化するというビッグニュースが飛び込んできた。
菅氏の首相就任の可能性が高まってから ...
有報のリスク記載に今後注目

9月25日の日本経済新聞朝刊に、「サイバー攻撃「脅威」5割に上昇 海外企業には認識見劣り 東証1部1300社 有報のリスク開示調査」という記事が掲載されていた。
3月期決算企業について、有価証券報告書の「事業等のリスク」記載内 ...
「稼ぎ頭交代」の事例~オリコン

9月9日の日本経済新聞朝刊に、「『10年で稼ぎ頭交代』 2割」という記事が掲載されていた。
日本の主要企業300社で事業セグメント別営業利益を2009年度と2019年度で比較したところ、約2割の企業で「稼ぎ頭」の交代があったと ...
日本空調サービス(建物設備メンテナンス)

日本空調サービス株式会社は、建物設備の保守管理サービスを主力事業とする、売上高500億円規模の中堅企業だ。
本社は名古屋市にあり、1964年設立、1996年株式店頭登録、2007年に東証・名証第1部上場となっている。
ウィズコロナで再考を要するディフェンシブ銘柄

コロナ禍は、株式銘柄のもつ特性にも大きな変化を与えている。
その顕著な例が、ディフェンシブ銘柄の変貌だ。
「ディフェンシブ銘柄」(あるいは「ディフェンシブ株」)とは、景気の変動に対して業績が比較的安定している業種に ...
個別業績の二極化と中長期投資

先週で2020年4~6月期の決算発表が峠を超えた。
8月7日時点で、3月期決算企業1,417社(新興・子会社上場など除く)の業績は売上高が19%減、純利益が68%減になった模様だ。
新型コロナウィルス感染症拡大による緊 ...
成長株の株価暴落が怖い1-フィル・カンパニーと鎌倉新書

以前、高PER株のタイプの一つとして、「高成長」タイプを挙げたことがある(高PER株のタイプ分けをしてみた)。
そして、成長が鈍化する兆しが見え始めると、株価が急落するリスクがあることに注意すべきだと記した。
現在、コ ...