成長源は目薬だけじゃない!~ロート製薬

ロート製薬は、今年で創業125周年を迎える老舗企業である。
同社のイメージといえば、ほとんどの人は「目薬の会社」と答えるのではないだろうか?
実際に、国内で市販される目薬の販売金額全体に占める同社のシェアは46%(イン ...
「ゲームは水物」の常識を覆す戦略とは?~カプコン

ゲーム会社は業績の変動が大きいことで知られる。
ゲームソフトの制作には長い時間と労力がかかるが、直接的な製造コストは小さいから、増産することは簡単である。
結果として、新作タイトルが大ヒットすると莫大な利益が入ってくる ...
【企業比較】リユース(中古品売買)

人口減少や高齢化が現実化しているわが国で、国内市場がぐんぐんと成長している業界は少ない。
その数少ない例として、リユース業界がある。
家庭などで眠っている不用品や中古品の売買に関わる事業者、法律上は“古物商”にあたる企 ...
SHOEI(二輪車用ヘルメット)

消費者向け商品で世界トップシェアをもつ日本企業は、案外少ない。
かつては家電製品など様々な分野で我が国の企業が強さを発揮していたが、現在ではその多くが中国などの新興国企業に取って代わられた。
そんな中で、今なお日本 ...
能登半島地震は株価にどう影響したのか

今年は元日から能登半島地震によって騒然とした幕開けとなった。
被害の規模は予想以上に大きく、1か月以上たった今も、全容はまだ明らかになっていない。
このような災害が勃発した場合、株式市場はどう反応するか?
天の時は地の利に如かず

投資信託「おおぶね」のメンバーズサイトに掲載された記事で、掲題の言葉が引用されていた。
この言葉は中国の古典「孟子」の一節である。
戦争において重要な三要素、天の時・地の利・人の和の優先順位を示したものとされる。
読書メモ4~長期投資家が知っておくべき「競争の戦い方」

山田英夫「競争しない競争戦略」改訂版(日本経済新聞出版社)2021.11
経営学における競争戦略とは、ライバル企業との競争に勝つための戦略である。
なのに、「競争しない競争戦略」とは、どういうことなのか?
成長株の株価暴落が怖い9-ベネフィット・ワン

かつて大企業では、社員向けの福利厚生施設として保養所やグラウンドを自社保有しているところが結構あった。
それが1990年代以降の不況長期化の過程で、経営効率化のために次々と消え、現在では自社保有の保養所をもつ企業などは極めて珍 ...
テンポイノベーション(飲食店舗転貸借)

株式会社テンポイノベーションは、飲食店舗専門の不動産賃貸業をメイン事業としている。
ただし、自社が所有する物件を貸すのではなく、他のオーナーから飲食店向けの物件を借り受け、オーナーの了解を取った上でテナントに貸しているのが特徴 ...
長期にわたり株価が上昇している会社~ジャックス

このシリーズでは、株価が1年以上にわたり上昇を続けている会社を取り上げて、その要因を探っていきたい。
初回は、信販大手の株式会社ジャックスである。
同社は1954年北海道・函館市で創業した前身会社を源流とし、1 ...