役に立つ投信の月次レポート
ほとんどの投資信託では、月間の運用成果を要約したレポートを毎月公表している。
たいてい、当該投資信託の運用会社のホームページに行けば、無料でダウンロードすることが可能だ。
こうしたレポートをツールとして役立てることを考 ...
有報のリスク記載に今後注目
9月25日の日本経済新聞朝刊に、「サイバー攻撃「脅威」5割に上昇 海外企業には認識見劣り 東証1部1300社 有報のリスク開示調査」という記事が掲載されていた。
3月期決算企業について、有価証券報告書の「事業等のリスク」記載内 ...
ウィズコロナで再考を要するディフェンシブ銘柄
コロナ禍は、株式銘柄のもつ特性にも大きな変化を与えている。
その顕著な例が、ディフェンシブ銘柄の変貌だ。
「ディフェンシブ銘柄」(あるいは「ディフェンシブ株」)とは、景気の変動に対して業績が比較的安定している業種に ...
個別業績の二極化と中長期投資
先週で2020年4~6月期の決算発表が峠を超えた。
8月7日時点で、3月期決算企業1,417社(新興・子会社上場など除く)の業績は売上高が19%減、純利益が68%減になった模様だ。
新型コロナウィルス感染症拡大による緊 ...
割安高配当株に投資する
大暴落した株価は3月に底値をつけた後、予想もしなかったスピードで回復しつつある。
ただ、株価の回復度合いについては、銘柄によってずいぶん差があるようだ。
人気銘柄と不人気銘柄の格差が、以前よりもいっそう際立つようになっ ...
危機のあと、どれくらいで運用損を取り戻せるのか~GPIFの実績をみる
異常な事態が続いている。
新型コロナウィルスのパンデミックが現実化したことによって、世界中の株式市場は大混乱に陥った。
NYダウ株価指数は、2/12に今年の最高値29,568.57ドルを付けたあと、3/19終値は2 ...
損切りできない人に贈る魔法の言葉
株式投資の秘訣について、達人たちが口を揃えて言うことは、損切りの大切さである。
だが、これを現実には実践できていない個人投資家は、意外と多いのではないだろうか。
かくいう私も、その一人だ。
値上がりを見込ん ...
高PER株のタイプ分けをしてみた
PER(株価収益率)は、株価の割高・割安を測る指標だと一般的には言われる。
他方で、PERは銘柄の人気のバロメーターだ、という人もいる。
業種によってPERの水準は異なるし、同じ業種でもPERに差があることは珍しくない ...
投資信託の信託報酬は安いほどよいのか?
株式投資においてはインデックス投資が年々そのウェイトを高めており、機関投資家も、個人投資家もインデックス・ファンドを購入することが普通になってきた。
米国のデータでは、ミューチュアル・ファンド(オープンエンド型投資信託のこと) ...