真の原因はイメージギャップ!?~大戸屋ホールディングス(ビジネスモデルが躓くとき-その4)

うまくいっていたはずのビジネスモデルが何かをきっかけに躓くことがある。
そのようなケースを取り上げて財務面から考察するこのシリーズ、第4回は株式会社大戸屋ホールディングス(大戸屋HD)を取り上げる。
大戸屋HDは、 ...
キャッシュレス社会でATMビジネスはどうなっていくのか~セブン銀行

銀行ビジネスは、個人や企業から預金を受入れ、それを資金として、貸付金や有価証券の売買などによって運用し、収益を上げるのが基本スタイルだ。
言うまでもなく、運用の中核は貸付金である。
だが、セブン銀行は“銀行”と称してこ ...
コロナでも元気な企業~三協フロンテア

1年ほど前、「地味だけど優良企業」として、ユニットハウス製造大手の三協フロンテア株式会社を取り上げた。
その際に、東京五輪関係の需要がなくなり、ユニットハウスの需要が鈍化する懸念があることに触れた。
そこへコロナ禍 ...
コロナでも元気な企業~日本KFCホールディングス

コロナ禍によって外食産業各社がひどい業績に落ち込む中、「ケンタッキーフライドチキン」を直営及びフランチャイズ制で運営する、日本KFCホールディングス株式会社(以下KFC)は絶好調である。
連結四半期業績をみると、2020年 ...
コロナでも元気な企業~西松屋チェーン

2020年度の企業業績はコロナ禍による悪化がひどいが、そんな状況下でも業界他企業を尻目に、好調な業績を上げている企業が俄然注目を集めている。
その代表格が、ベビー・子供用品の小売店として知られる株式会社西松屋チェーンだ。
コロナ禍で厳しさが増したコンビニ業界

コンビニエンスストアは、これまで小売業界の勝ち組だった。
100円コーヒーなど次々と新しい商品を開発し、宅配便の発送・受取、住民票発行、チケット販売など多様なサービスを取り込んで、今や都市生活に不可欠なインフラとなった。
コロナで外食業界の企業間格差は拡大

11月14日の日本経済新聞朝刊に「外食 13社中5社が最終赤字」という記事が掲載された。
新型コロナウイルスの影響によって苦境に立たされてきた外食業界だが、7~9月期の業績は改善傾向にある。
とはいえ、時価総額500億 ...
低迷原因はコロナだけではなかった~ぐるなび(ビジネスモデルが躓くとき-その3)

うまくいっていたはずのビジネスモデルが何かをきっかけに躓くことがある。
そのようなケースを取り上げて財務面から考察するこのシリーズ、第3回は株式会社ぐるなびを取り上げる。
飲食店情報検索・予約サイト(いわゆるグルメ ...
「稼ぎ頭交代」の事例~オリコン

9月9日の日本経済新聞朝刊に、「『10年で稼ぎ頭交代』 2割」という記事が掲載されていた。
日本の主要企業300社で事業セグメント別営業利益を2009年度と2019年度で比較したところ、約2割の企業で「稼ぎ頭」の交代があったと ...
成長株の株価暴落が怖い1-フィル・カンパニーと鎌倉新書

以前、高PER株のタイプの一つとして、「高成長」タイプを挙げたことがある(高PER株のタイプ分けをしてみた)。
そして、成長が鈍化する兆しが見え始めると、株価が急落するリスクがあることに注意すべきだと記した。
現在、コ ...