経営戦略探訪

ビジネスモデル

「高成長かつ高収益」な会社を見つけた!~ライフドリンク カンパニー(前編)

今年も猛暑の季節がやってきた。熱中症に関する報道も増えていて、外出時にはペットボトルの水やお茶を持ち歩くことが、筆者にとって欠かせない。今回取り上げる株式会社ライフドリンク カンパニーは、水やお茶などの清涼飲料業界で、いま注目を集める会社だ...
ビジネスモデル

崩壊の危機にある日本の出版物流と出版取次

「日販とトーハン、止まらぬ出版取次縮小 輸送費高など『三重苦』」いう記事(2025.5.30付)が日経電子版に掲載されていたので、出版取次業について興味が湧き、ちょっと調べてみた。出版取次業は、簡単に言えば、出版社(メーカー)と書店(小売店...
ビジネスモデル

需要予測を誤り、天国から地獄へ~大幸薬品(ビジネスモデルが躓くとき-その6)

新型コロナウイルスは、経済に大きな打撃を与える一方で特需も生み出した。感染対策のグッズはその代表的なものだろう。大幸薬品株式会社の製造する空間除菌グッズ「クレベリン」もその一つである。コロナ禍当初の2020年当時には生産が追いつかないほどの...
別の顔シリーズ

味の素がもつ別の顔~半導体用絶縁材料

「味の素」といえば、言うまでもなく旨味調味料の王様である。商標というより、一般名詞に近いといえる存在だ。1908年、東大の池田菊苗博士が昆布だしの旨味成分がグルタミン酸であることを発見したことをきっかけに、二代鈴木三郎助が1909年に世界で...
成長株の株価暴落

成長株の株価暴落が怖い10-M&A総研ホールディングス

我が国に中小企業の大廃業時代が到来した、と言われている。コロナ禍、人手不足と人件費の高騰、原材料費や光熱費の上昇など、事業環境の悪化による中小企業の倒産だけが要因ではない。より深刻なのは、事業が黒字の企業であっても、後継者不在や先行きへの不...
別の顔シリーズ

AOKIホールディングスがもつ別の顔~複合カフェ

メンズファッションの「AOKI」といえば、「洋服の青山」と並び、日本を代表する紳士服チェーンだ。男性ビジネスマンなら、過去に一度は買物したことがある、という人も多いのではないだろうか。AOKIは全国に498店舗(2024年3月末現在、以下同...
ビジネスモデル

音楽産業のビジネスモデルの変化

筆者の趣味は、オーケストラを聴くことである。コンサートには年間50回近く足を運ぶし、保有しているCDも5百枚を優に超えると思う。ただ、若い人のようにスマホや携帯プレーヤーで音楽を聴くことはなく、もっぱら自宅のオーディオ機器を使い、スピーカー...
経営戦略探訪

成長源は目薬だけじゃない!~ロート製薬

ロート製薬は、今年で創業125周年を迎える老舗企業である。同社のイメージといえば、ほとんどの人は「目薬の会社」と答えるのではないだろうか?実際に、国内で市販される目薬の販売金額全体に占める同社のシェアは46%(インテージSRIによる)にも及...
ビジネスモデル

「ゲームは水物」の常識を覆す戦略とは?~カプコン

ゲーム会社は業績の変動が大きいことで知られる。ゲームソフトの制作には長い時間と労力がかかるが、直接的な製造コストは小さいから、増産することは簡単である。結果として、新作タイトルが大ヒットすると莫大な利益が入ってくるが、販売が低迷すれば開発費...
成長株の株価暴落

成長株の株価暴落が怖い9-ベネフィット・ワン

かつて大企業では、社員向けの福利厚生施設として保養所やグラウンドを自社保有しているところが結構あった。それが1990年代以降の不況長期化の過程で、経営効率化のために次々と消え、現在では自社保有の保養所をもつ企業などは極めて珍しくなったように...